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【漫画レビュー】超胸糞漫画「浦沢直樹著:Happy!」を読んでみての感想。ネタバレ無し

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どうも!れのんです!

「YAWARA!」に続いて同じ浦沢作品の「Happy!」を読了しましたので感想をまた書いていこうと思います。読んでいて何度か心が折れかけました。

 

▼「YAWARA!」についてはこちら

www.renolog.info

 

あらすじ、見どころ、魅力があったキャラなど要点をまとめて書いていくよー。

 

それではいきましょう!

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あらすじ

両親と死別し、幼い弟妹の世話をする高校3年生、海野幸はある日、事業に失敗し蒸発した兄の借金2億5000万円を背負うことになってしまう。

そこで高校に退学届を提出しプロテニスプレイヤーとなることを決意するが、日本プロテニス界の有力者、鳳財閥会長の鳳唄子にテニス界からの永久追放を通告されてしまう。

しかし、唄子がかつてのライバル竜ヶ崎花江の娘である蝶子がテニス界のヒロインとして注目されたため、それに対抗する形で幸がテニスプレイヤーとなる。

こうして、幸は兄の借金を返すためにプロテニスをすることになった。

Wikipediaより引用

  「20世紀少年」や「YAWARA!」などなどで有名な浦沢直樹さん作の1993年 - 1999年にビッグコミックスピリッツにて連載された漫画です。

見どころ

主人公である海野幸がとにかく不幸に見舞われます。
もう許してあげてほしいです。

要点でまとめますね…。

主人公が女子高生で借金2億5千万!?

兄の残した借金約2億5千万。借金を残して兄は失踪。
兄の残した借金を肩代わりするところから物語がスタートします。

 

ヤクザに脅され風俗店に売り飛ばされそうになったりする中、唯一の武器であるテニスでプロとして稼ぎ借金を返していこうと考えます。

プロの親(現在は他界)の影響もあって幼い頃から経験があり、元々はポテンシャルはあったんですが、大好きなテニスをお金の道具にしてする姿は見ていてかなり辛いものがあります。

 

背負うものが重すぎる

主人公:幸の背負うもの一覧。

  • 幼い兄妹3人
  • 風俗落ちのプレッシャー
  • 追ってくるヤクザと期限付きの返済期間
  • 生命保険を盾にほぼ人質状態の兄
  • 劣悪な練習環境、いじめ

物語開始時点でこれだけのプレッシャーがのしかかります。

それに加えてどんどん増えていくもんだからもう・・・。

 

数人を除いて基本的にみんな敵

協力者の数名を除いては基本全員が敵もしくはアンチです。

ネタバレなしと謳っていますので割愛しますが、ライバルの策略やいろんな圧力からマスコミだったり世間、仲間からどんどん嫌われ、孤立し、日本テニス界のヒールになっていきます。

勝てばブーイング、ゴミを投げつけられ、負ければ嘲笑される中、歯を食いしばって家族のため、借金返済のために泣きながらテニスをして賞金を稼ぎます。

そのせいで勝ってもスカッと喜べる試合や描写はほとんどありません。胸糞です。

   

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魅力的だったキャラ

主人公:海野幸(うみの みゆき)

なんといってもこのキャラクター。

こんなに応援したくなるキャラはかつていただろうか…。

ヒール役に仕立て上げられますが、本人は面倒見がよく、真っ直ぐで人を疑うことを知らず、嫌われても嫌わない。境遇に一切文句をつけず、聖人のようなキャラクターです。

ラケットを投げ飛ばしてしまったり(強打を受けて手が痺れていた)、審判のミスジャッジに抗議したり(実際にミスだった)、選手との握手を拒否したり(ジャッジミスで負けを宣告されたため)、人気選手のドレスをジュースで汚してしまったり(完全に事故)、試合後のインタビューに応じなかったりしたことなどから(空港に急ぐ必要があった)、結果として世間からはヒールと認知されてしまっている。

抱えている事情を公表すればバッシングも和らぐはず、と助言を受けるも「それでは兄が悪者にされてしまうから」と黙っている。

Wikipediaより引用

いいこ過ぎんかこの子…。

 

「YAWARA!」でのライバル枠である「本阿弥さやか」は正々堂々、小細工なしの真っ向勝負だったのに対して、本作のライバル枠であり胸糞の元凶の「竜ヶ崎 蝶子」いじめ、マスコミ、ケガ、寝取り、メンタル攻撃、幸の協力者にまで攻撃、などありとあらゆるものを利用して潰しにかかってきます。もはや悪魔。外道。すごくイラつきます。違う意味でいいキャラです。

 

まとめ

浦沢作品の中では「YAWARA!」の後ということもあって、熱狂的なブーム!というわけにはいかなかったみたいですね。

この作品でマスコミの恐ろしさがよくわかります。

「小市民たちはいつも挑戦者を笑う」なんて言葉が某アメフト漫画で出て来ましたがまさにそのとおりですね。

この漫画で主人公を応援しているのは数人のキャラクターと読者のみです。

今まで読んできた漫画の中でもかなり面白い部類の漫画でした。

ぜひ、機会があれば読んでみてくださいね!