3月14日発売の米津玄師の新曲。
youtubeでミュージックビデオが公開され、わずか1日足らずで300万回以上再生されています。すごい。
アンナチュラルの主題歌で、その曲の入り方が秀逸とかで各所で絶賛されている。
ドラマ見てればよかったよほんと…。
ちょっとした考察
www.youtube.com「死」をテーマにした本作。米津玄師流の鎮魂曲。
MV中では恋人との死別が表現されている。
教会で歌っている男性の周りを、目に見えない姿となった彼女が舞う。
その姿は呪詛のようでもあり、慰めにも見え、誰の目にとまることなく無音の叫びとなって虚しく消える。
他に注目なのが舞っている彼女と、参列する彼は「同じハイヒール」を履いている。
男性のハイヒールという一見、「お?どうした?」と違和感だらけの組み合わせだが、この演出が声にならない悲痛と空虚を演出していて恐怖、孤独感、寂しさ、虚しさが伝わってくる。
米津玄師さんは「Lemon」の作曲中に祖父様を亡くされている。
この曲を作っている最中にうちのじいちゃんが死んだんです。それで今まで自分の中で作り上げてきた『死』に対する価値観がゼロになった。結果、『あなたが死んで悲しいです』とずっと言ってるだけの曲になりました
『rockinon.com』より引用
偶然にも2018年末、僕自身も同じ経験をし、この曲の歌詞がすごく胸に響いてくる。
夢ならばどれほどよかったでしょう
未だにあなたのことを夢にみる
忘れた物を取りに帰るように
古びた思い出の埃を払う
MV逆再生について
MVの 00:10 〜 00:55 の女性のソロのダンス。
服の動き、髪の躍動など随所にすごく違和感を覚えないだろうか。
一応逆再生を試してみたのでぜひ。
米津玄師のLemon。
女性のソロダンスの部分、逆再生するとまた違う表情が見えてくる。 pic.twitter.com/UhEDXmW6v7— れのん (@hotori_lp) 2018年2月27日
この部分、みなさんはどう感じるだろうか。
こんなん気軽に口ずさめんやん。
2018年の顔となっている米津玄師の”Lemon”。
「異性に歌ってほしい歌ナンバーワン」にも輝いていたりしていたが、この人達はこの曲のバックボーンを知っているのかと問いたい。
間違ってもカラオケで”男性が女性を落とすための歌”ではないのである。
大切な人、あるいはだった人へ思いを馳せて聞くべき歌だと僕は感じた。
いやまあ、いとそれぞれ音楽の楽しみ方はあるけどね。僕もカラオケで歌うし。
だって、いい歌だもん。
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協会で歌っている男性
教会で歌っている男性
でしょうか?以上、ご報告まで。
>>UNNATURAL 様
遅ればせながらご指摘、感謝です!
ありがとうございます\(^o^)/