よかった。すごく。
ある日、相変わらず転職活動中に勤しんでいる僕は、面接の合間を縫ってできた空き時間にこの映画を観た。
そもそもQueen自体が好きでよく聞いていた。ベストアルバムから聞き始めたときは「この曲もQueenなんだー」なんて思ったことを覚えている。
音楽に詳しくない方にとっても、必ずどこかで聞いたことがある日本人にとって”Queen”はすごく身近なバンドなのだ。
様々なシーンで馴染みがあるとはいえ、ネットの情報を頼りにこのバンドのバックボーン深く知るのは、なかなかに骨が折れる。
バンドの誕生から苦難と成功を追体験できるのがこの映画だと思った。
Queenといえば僕ら世代(25歳前後)の大半が、一番馴染みがあるのがキムタクさんのアイスホッケーを題材にしたドラマ”プライド”の主題歌。「I was born to love you」
実はこの曲、フレディのソロ楽曲。残念だけれど映画では流れることはなかった。
鳥肌ポイント
あっっっっっっっさい知識ではあるが前述したとおり、にわかファンである僕はある程度の知識がある状態でこの映画を観た。
鳥肌が立ちっぱなしである。にわとりになった気分。
ジム・ハットン登場
ジム・ハットンといえば、”最高の恋人”と称されるフレディ最後の恋人。
フレディがHIVを発症してなお、最期の時まで交際していた男性。
フレディによると思われる発症を、フレディには隠し通し寄り添い続けた。
出てきただけで鳥肌である。
ライブエイド
いろいろあってどん底だった(映画を見てほしい)Queenの再スタートのきっかけとなった世界規模のチャリティライブ。
劇中ラスト20分強がこのライブシーンに使われており、その再現度は凄まじい。
コーラの位置、仕草などありとあらゆるものが狂いなく表現されている。
“we are the champions”が流れたときに涙腺が崩壊した。
エンディングに流れる”Don’t Stop Me Now”
劇中流れなかった”Don’t Stop Me Now”
ライブエイドが終わり、エンディングに入りこの曲の歌い出し「Tonight~♪」が流れたときに絶頂した。
軽快なテンポの楽曲のバックにスライドショーでフレディとジムの未公開写真を流すのは卑怯だ。
まとめ
いいから観て。
伝記映画でこれほどのヒットを飛ばすのは、知らない層も知らないうちにQueenの楽曲に心を動かされた経験があるからだろうと考察している。
後味としては映画を観たというより、ライブへ参加したという感じ。
レンタルDVDで済ませるのはあまりにもったいないので、映画館で見ることを推奨したい。
ここまでこの記事を読んで、まだ観てないって方は奢るから観てほしい。いやほんとに。
コメントを残す