一昔前にSNS流行った「#私を構成する9枚」。
現在でもこのハッシュタグで検索すると、勢いは少し落ちているもののミュージックフリーク達が投稿を続けてる様子がご覧いただけます。
このハッシュタグ眺めているだけで、趣味の合う人や「このバンドのこのアルバムを入れるかー」なんて発見があって非常に面白いです。
人間性というか、その人がどういった人間なのかすぐにわかりますね。笑
自己紹介という意味も込めて自分の構成する9枚をまとめて見ようと思います。
軽い気持ちで選び始めましたが大苦戦。1週間ほどかけて選ばせていただきました。
選んだ9枚がこちら▼

- 吉澤嘉代子 – 箒星図鑑
- くるり – TEAM ROCK
- sakanaction – GO TO THE FUTURE
- 銀杏BOYS – 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
- はっぴいえんど – 風街ろまん
- 小沢健二 – LIFE
- BUMP OF CHICKEN – THE LIVING DEAD
- レイ ハラカミ – Lust
- YELLOW MAGIC ORCHESTRA – 浮気なぼくら
- 編集後記
吉澤嘉代子 – 箒星図鑑
今年に入って知ったアーティストさんですが、瞬く間にハマってしまいました。
独特な言葉選びのセンスに力強くも儚い歌声。
歌詞がすごく文学的で「言葉」に対する真摯な想いがひしひしと伝わってくる素晴らしいシンガーです。
中でもこのアルバムはユニークな「ケケケ」から、しっとり聴かせる歌「泣き虫ジュゴン」など多様性に溢れ、どんなアーティストなのか1枚でわかります。
文句なしの名盤です。
ピックアップ曲
雪
くるり – TEAM ROCK
くるり3枚目のアルバム「TEAM ROCK」
くるりの音楽的な挑戦が伝わってくる、聴いていて飽きが来ない名盤です。
このアルバム以前はロック色の強かったくるりですが、このアルバムはフォークからダンスミュージックまで幅広い実験がなされており、現在のロックシーンにも多大な影響を与えていることがわかります。必聴の1枚です。
ピックアップ曲
カレーの歌
sakanaction – GO TO THE FUTURE
サカナクションのファーストオリジナルアルバム。
エレクトロニカとロックの融合がサカナクション唯一無二のダンスミュージックを生んでいます。サカナクションの原点。
原点をそのまま昇華させ、新しい音楽を消費する僕らへ届けてくれます。
進化はするけど変わらないそんな原点を垣間見る1枚です。
ピックアップ曲
フクロウ
夜の東側
銀杏BOYS – 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
パンクス。
とはいっても銀杏ボーイズのパンクスは学校のクラスの日陰にいるような、ヒエラルキーの頂点にはなれない、どこか根暗へ向けた僕らへ向けた音楽が多い気がしています。主観ですが。
峯田和伸の音楽は熱く激しくとも、優しいですね。
江口寿史による装丁も素晴らしい。飾りたい名盤です。
ピックアップ
BABY BABY
漂流教室
はっぴいえんど – 風街ろまん
無人島に持っていく邦楽アルバムを聞かれたら間違いなくこの「風街ろまん」
1971年に発売された古いアルバムですが現在聴いても新しい、非常に文学的な音楽がそこにあります。
日本のロックバンドの起源と時代背景を垣間見れる歴史的名盤です。
生涯聴き続けると思います。
ピックアップ曲
風をあつめて
抱きしめたい
小沢健二 – LIFE
アルバムタイトルの通り僕の人生に多大な影響を与えている「LIFE」
日本ポップス界の第一人者、小沢健二の名前を世に知らしめた1枚です。
何百回と聞いたアルバムですが、僕が小沢健二の曲で一番好きなのは「さよならなんて云えないよ」。
「LIFE」には収録されてはいませんが、総合的な魅力でこちらを選ばせていただきました。
カバーやCMなんかで今でもよく耳にする曲が多いです。
ピックアップ曲
BUMP OF CHICKEN – THE LIVING DEAD
僕の音楽に触れるきっかけになった1枚です。
初めて買ったCDがこちらの「THE LIVING DEAD」
おそらくバンプの数ある名盤の中で、中々このアルバム上げる人が少ないのではないでしょうか。
どの曲も物語があるのが特徴でそれぞれの曲に主人公が存在するかのような藤原節が強い一枚、ストーリテラーが語りかけてくるかのような1曲目と10曲目は今でも斬新です。
BUMP OF CHICKEN感が一番強い一枚かな、と。
ピックアップ曲
LAMP
続・くだらない唄
レイ ハラカミ – Lust
歌詞のある音楽以外は中々聴かなかった僕に衝撃を与えた1枚です。
音楽と言葉は切っても切り離さすことのできないモノだと思っていた僕は衝撃を受けました。
エレクトロニカ独特の浮遊感とレイハラカミの作り出す叙情的な世界観が今でも大好きです。他界されているのが本当に残念です。
ピックアップ曲
owari no kisetsu
lust
YELLOW MAGIC ORCHESTRA – 浮気なぼくら
リリースが1983年。その時代の人たちはこの音楽を聴いてどう思ったのか。
聴いたことのないような電子音楽に、横ノリサウンド。
ありとあらゆるジャンルを網羅したビートルズでさえ、曲に出来ていない新しいジャンルの出現。僕もできることならそのような衝撃を体感してみたい。
ピックアップ曲
君に、胸キュン。
音楽
編集後記
音楽が生活の一部になっている、そう思っている方は多いのではないでしょうか。
音楽の作り手は僕ら大勢の、本当に大勢の大人や子どもへ向けて音楽を届けてくれます。ですが、受け取り手である僕らは一人。
あたかも自分ためだけに音楽を届けてくれたような錯覚に陥ります。
それはすてきな錯覚で、同じ音楽でも様々な解釈があり届く人によって生み出すドラマが異なります。
人生における様々なシーンで、人間よりも深く、無意識に寄り添い続けてくれます。
今回あげた9枚は僕の人生の中でどこまでも深く寄り添い続けてくれると思います。
無意識的に、そして時には意図的に。
Twitterのフォローもよろしくです。
音楽聴き放題サービスはこちらから
【Apple music】
【AWA】
【Amazon Music Unlimited】
コメントを残す