復元ソフト。それは藁にもすがる思いで試す最後の希望。
言わば「蜘蛛の糸」。
今回はEaseUS Software様よりご提供いただきましたので、実際の使い方・解説を交えて使ってみようと思います。
「EaseUS Data Recovery Wizard」とは
まずはこちらの復元ソフトの概要から。「いいから使い方が見たいんだよ!」って方は目次から使い方へ飛んじゃって下さい。
「EaseUS Data Recovery Wizard」とは…
あらゆるケースに対応可能な「復元ソフト」です。
間違って消しちゃったファイル、通常復元できないような(ゴミ箱からも削除した等)ファイルの復元を実現します。
公式サイトの記載では…
誤って削除してしまったケース
- 右クリックして【削除】ボタンを誤って押してしまった。
- 【Shift+Del】でファイルを削除してしまった。
- バックアップせずにゴミ箱を空にしてしまった。
フォーマットの誤操作
- ディスク、パーティションやほかのストレージデバイスをフォーマットしてしまったが、元に戻したい。
- 「今すぐフォーマットしますか?」といったエラーが表示されて、フォーマットが不明な状態になってしまった。
- デバイスの初期化、ウイルスによる攻撃などにより、メモリカード(SDカードなど)へのアクセスが拒否されたり、読み込み不可能とのエラーメッセージが表示されたりしてしまった。もしくは、バックアップせずに工場出荷状態に戻してしまった。
パーティションの紛失
- パーティションを誤って削除してしまった。
- パーティションを紛失してしまった。(原因の例:パーティションの再分割、起動の際の誤作動(ブートマネージャーの表示など)、不適切な複製、システムの復元、ディスクの故障など)
- パーティションを非表示にしたが、再表示できなくなってしまった。
その他のケース
- 予想せね障害(バッテリーやソフトウェア内部など)、SDカードの不適切な引き抜き、書き込み処理中の電源オフの操作などによって、データが消失してしまった。
- ハードドライブの損壊やシステム障害などの物理的要因によって、データが消失してしまった。またOSの再インストールによって、データが消失してしまった。
- その他ハードウェアの損壊やウイルス感染によって、データが消失してしまった。
このようなケースを想定して作られています。
大抵のものは復元できそう。
▼ダウンロードはこちら(無料お試し版)
無料データ復元ソフト – EaseUS Data Recovery Wizard Free |EaseUS公式サイト
「EaseUS Data Recovery Wizard」使い方
公式サイトを拝見すると、このソフトは非常に簡単な3ステップのみで復元を実行できるとのこと。
実際にUSBドライブに画像ファイルを用意して復元まで図解にして解説します。
▼こんな感じでUSBドライブに画像データを用意しました。
▼用意したものを削除して空にします。
これで準備完了です。
「EaseUS Data Recovery Wizard」を起動します。
①データ復元が必要なファイルの場所を確認しスキャンを実行する。
起動後すぐにスキャン画面が出てきます。
USBドライブの画像データを復元するのでここで「USBにチェック」しスキャンを実行します。
▼スキャン結果がこちら。
びっくりしました。
復元実験をするにあたって画像データ以外はあらかじめ消去した状態でUSBドライブを準備したのですが、過去に消したファイルもドバっと復元リストに表示されました。※関係がないのでぼかしています。
②復元するファイルにチェックを入れる
実際復元したいファイルをチェックします。
ファイル名の左。ボックスをクリックし、レ点をいれます。
③いざ復元!
レ点でチェックをつけ、復元したいファイルを選択し右下のオレンジの「リカバリ」をクリックし復元を実行します。
すると、復元場所の参照画面が出てきますので任意の場所を選択しましょう。
しばらくの読み込みの後…。
▼無事、リカバリ作業が完了しました!
USBドライブの中を確認します。
無事復元できていました。
すごく簡単です。
直感的に操作出来ますので、基本的には上記の3ステップを踏めば迷うことはないと思います。
ファイルの参照先をあらかじめ把握しておく必要がありますので、ディレクトリの階層に関する知識だけ必要かもしれません。
まとめ
僕はいらないと判断したものは即削除してしまうタイプの人間なので「しまった。消してた!」なんてことが多々ありました(学習もしないタイプ)
操作も複雑ではなくファイルの参照先さえわかっていれば、3ステップで復元ができます。
軽いファイルであれば無料版で十分事足りますのでお試ししてはいかがでしょうか。
無料版ダウンロードはこちら
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