Aqua Timezが解散するらしい。
僕自身Aqua Timezを特別好きで、ずっと追いかけてきたかと言うとそんなことはない。
遠い昔にMステで流れた「等身大のラブソング」が当時中学生だった僕の胸を打ち、着うたフル(死語)で何度も何度もそれこそ百万回は聴いていた。
それから「決意の朝に」だったり「千の夜をこえて」だったりの看板級の曲を何曲も生み出してきたのは知っているし、よく聴いていた。昔はよく聴いていた絵に描いたような典型的な「にわか」である。
そんな「にわか」が少しだけ綺麗事を言いたいのでファンの方はは怒らず読んでほしい。
昔よく聴いてたから解散するの辛い
よく見かける言葉である。
ずっと追いかけ続けているファンの方々からすると非常に憤りを感じる方が多い言葉だろう。
「お前たちみたいな解散するときだけファン面するような輩がバンドを終わらせたんだ」そう思う気持ちは無理もないし、言葉も出ない。
だけど、よく考えてほしい。
解散時にこれだけ多くの人に「昔よく聴いていた」とか「あの曲に救われていた」と言わせるバンドがあっただろうか。
それほど多くの人の「昔」に影響を与えたバンドをあなたたちファンは応援していたのである。
筆者である僕を含めた「にわか」に対してエネルギーを向ける前に、ファンでい続けたことを誇ってほしい。
「にわか」について
急に売れたバンドに興味を持った人を揶揄した言葉である。
僕はあまりこの言葉を好きではない。
作った本人たちからしても、多くの人の心に影響を与えたことは何よりうれしいことだと思う。
そもそも、「にわか」へ向けて音楽を発信しているバンドが大半で「にわか」を増やすために活動していると思っている。
例えば、このブログを初期から読んでくれているファンがいたとして、アクセス数が増えてきた今、新しく読んで感想をくれる読者の方を叩いていたらすごく悲しい気持ちになる。そういう意味では少しだけ生み出す側の気持ちがわかった気がする。
新しく興味を持ってファンになるにあたって、最低限のマナーは必要なのかもしれないが、それは古参のファンへ向けたマナーではない。
あくまで、そのマナーは人として当然のことであり、配慮はあくまで演者へ向けられるべきだというのが持論だ。
Aqua Timezで一番好きな曲
www.youtube.com別れとリスタートを歌った曲。
清々しく、爽やかな別れに思えるが文量がすさまじくそこに少し人間らしい未練ったらしさを感じる。
文量が多い歌詞は間延びして聴く時間が長く感じたりもするが、それがない。
爽やかな春のメロディと間奏の短さがそうさせているのだと思う。
曲調が目まぐるしく変化し、展開にわくわくする邦楽の中でも超大作。
まとめ
Aqua Timezが解散する今だからこそ、「昔から応援し続けているファン」も「昔を懐かしんでいる人たち」も手を取り合ってAqua Timezの音楽と功績に拍手を贈れたならそれが一番素敵なことなんだと思う。
音楽は誰に対しても寛容であるべき。
ご拝読ありがとうございました。
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