どうも僕<@hotori_lp>です。
椎名林檎トリビュートアルバム「アダムとイヴの林檎」が5月23日に発売となりました。おめでとうございます。
5月22日の夜にはサブスクリプションでの配信が解放され、フライング視聴が可能になり、さっそく再生してアルバム通して聴いてみた。
椎名林檎のトリビュートアルバムと言うことで発表されてからすごく楽しみにしていて、中でも期待が高かったのはtheウラシマ’S・木村カエラ・宇多田ヒカル&小袋成彬の曲。
しかし、視聴して一番印象的で衝撃を受けたのは私立恵比寿中学の「自由へ道連れ」だった。
今回はその件に関して書いてみたいと思う。
いやほんとエビ中すげえ
まずはこちら見ておくれ。
いやーすごい。拍手。本トリビュートアルバムの個人的MVPはエビ中に贈りたい。
生歌のレベルの高さはもちろんだけれど、椎名林檎へのリスペクトを忘れずに、エビ中としてのアイドルソングへ昇華させている点。頭が下がります。
中でも注目して欲しいのが歌割り。
Aメロ中の歌唱パートの切り替えがすごく綺麗で、歌詞の最後の一文字で見事に歌うメンバーが切り替わる。
安本:超弩級のミサイル 逸る命
この現し身は驀地(まっしぐ)
真山:(ら)世界のまん中が視(み)たい
Take me there, won’t you?
混沌と秩序の間で
待って居るよ
1番歌詞でいうと上の(ら)の部分。文字で伝えるのが非常難しい。
このパートの切り替えがなんともシームレスで見ていてすごく心地がいい。
サビの高音とファルセットも見事としか言いようがなく、かっこいい。音源かと思うくらいすごい。
歌詞との親和性も高く、”子供にも大人にもなれる”彼女たちの魅力があってこそ、この完成度が実現したのだろう。
ハロプロから浮気しそう
ハロプロをはじめとする一般的なアイドルは「歌唱メン」と言われる歌へ特化したメンバーを中心に曲を歌い上げることが多いが、エビ中に関してはそれが当てはまらない。
全員の歌唱力が平均して物凄く高く、パートがまんべんなく振られていて、全員にスポットが当たる。おい。アップフロントも見習え。
見ていて元気になる王道中の王道なアイドル。
本当にいろんなことがあったグループだからこその歌の説得力や重みも増すし、聴いててすごくエモーショナルな気持ちになる。
元気もらうだけではない希少なアイドルグループだなあと改めて感じた。

うーん・・・
道連れにされたい。
全員笑顔はじけてますわ。
サブスクリプションで音源も開放されたんでしばらくエビ中聴きます。
アダムとイヴの林檎全体的な感想
「アダムとイヴの林檎」収録曲 / iTunesリンク
- T1. theウラシマ’S 「正しい街」iTunes
- T2. 宇多田ヒカル&小袋成彬 「丸ノ内サディスティック」iTunes
- T3. レキシ 「幸福論」iTunes
- T4. MIKA「シドと白昼夢」iTunes
- T5. 藤原さくら 「茜さす帰路照らされど・・」iTunes
- T6. 田島貴男(ORIGINAL LOVE) 「都合のいい身体」iTunes
- T7. 木村カエラ 「ここでキスして。」iTunes
- T8. 三浦大知 「すべりだい」iTunes
- T9. RHYMESTER 「本能」iTunes
- T10. AI 「罪と罰」iTunes
- T11. 井上陽水 「カーネーション」iTunes
- T12. 私立恵比寿中学 「自由へ道連れ」iTunes
- T13. LiSA 「NIPPON」iTunes
- T14. 松たか子 「ありきたりな女」iTunes
ここからは全体を通しての感想。
視聴を終えてまず感じたことは「あれ?元の曲どんなんだっけ」だった。
椎名林檎はすごく聴き込んでもいるし、全曲口ずさめるくらいには収録曲を聴いていた。
そんな僕が原曲を忘れてしまうくらいにはこのアルバムのインパクトはすごいと思う。
チャットモンチーのアルバムが優しさと惜しむ気持ちだとするならば、この「アダムとイヴの林檎」はラスボス椎名林檎への挑戦。しかも挑戦者同士もバチバチでなんともすごい。
椎名林檎をカバーするということはこういうことなのか。と個人的には思い、参加したアーティストはすごくカロリーを消費したんだろうな、なんてことも考える。
全曲がいい意味で喧嘩しあっていて、トリビュートの枠にハマらないすごいアルバムだなと感じた。
参加アーティストの消費カロリーをぜひ感じてほしい。
ホントれのんさんが私の言いたいことをすべて言ってくれた感
アイドル系の曲はほとんど聞かない私ですが、ふと椎名林檎のカバーだから聞いてみたら、エビ中のこの曲をきいて脱帽した。
特に上でも書かれてますが真山って子はすごかった。
Aメロラストの高音域、ビブラートは衝撃でした。
>>しろ様
コメントありがとうございます。
そうなんですよねー!
このアルバムをきっかけに聴き始めているのですが、メンバーひとりひとりの歌唱力が高水準で聞いていて飽きがきません。
素晴らしいグループだなと思います!