トリビュートアルバムのレビューを書いてみる。
椎名林檎トリビュート『アダムとイヴの林檎』でエビ中・柏木ひなたに道連れされたいと思って早4ヶ月。
またも素晴らしいトリビュートが発売された。
アッコさんかっこいい。
めちゃくちゃよくないっすかコレ。
和田アキ子50周年を記念して発売されたトリビュートアルバム「アッコがおまかせ」。
曲数は13曲。参加アーティストは大御所から若手、バンドまで幅広く、十分すぎるほどのボリュームとなっている。
アッコさんの歌って真剣には聞いたことはないけど、意外と知っている曲が多くてびっくりした。
詳しくは特設サイト参照。
和田アキ子「アッコがおまかせ ~和田アキ子50周年記念トリビュート・アルバム~」特設サイト
今日はこのアルバムの中から、僕が特にいいなーと思った曲をいくつかご紹介したいと思う。
MAN WITH A MISSION「あの鐘を鳴らすのはあなた」
もっとゴリゴリのロックに変容するかと思いきや、割と原曲に近いアレンジ。
決して悪い意味ではなく、バラードとも違った珍しいマンウィズの表情を見ることができる秀逸なカバー。
案外、ボーカリストとしての声質にも親しいものを感じた。一番アッコさん本人っぽい。
真剣に歌詞を見るとめちゃめちゃいい曲だな…。
竹原ピストル「MOTHER」
勉強不足でアッコさんの原曲を知らなかったため聴き比べしてみた。
いやもうこれ竹原ピストルの曲じゃん。
ってくらいピストルピストルしたカバー。
独特のこぶしの効いた歌声、語りかけるようなギター。和田アキ子に対してすごく挑戦的だなと感じた。
かっこよく泥臭い、原曲と違ったアレンジが光る名カバーだ。
大原櫻子「さあ冒険だ」
最近の大原櫻子の歌はとくに心に刺さる歌声になっていると感じる。
耳に残る声と曲調が心地よい。
今の若い人にはわからないだろうけど、ポンキッキーズでよく聞いた曲だ。モノクロで宇宙をテーマにした映像をよく覚えている。1カットの月の顔が小さい頃ものすごく怖かった。トラウマ。今思い出しても怖い。
大原櫻子もポンキッキーズを見ていてこの曲のカバーに至ったのであれば、なんだか感慨深い。
そうであってくれ。ジェネレーションギャップは感じたくない。
…
こんな感じで3曲紹介してみたけれど、どのカバーも素晴らしくみなさんにもぜひ一度聞いていただきたい名盤だった。
2018年はチャットモンチー、椎名林檎、hideと本当にトリビュート豊作だね。
ハロヲタがエビ中の「自由へ道連れ」を聴いた結果。~「アダムとイヴの林檎」収録曲の感想を添えて~ – れのログ(仮)
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